【プレママ必見!】出産前にするべき準備とは?陣痛に耐える為に必要なこととは?初産を終えたママの体験談
初産は不安がいっぱい!なぜなら分からないことだらけ。
何事にも初めてはあるものです。
経験のない出来事を乗り越えるにはそれなりに心構えが必要ですよね。
出産も然り・・・のはずなんですが、
自分の母親が乗り越えてきたことだし誰でもそれなりにこなしていくものなんだろう、
漠然とそんな考えが頭をよぎってはいませんか?
スポンと産まれました!
超安産でした!
・・・こんな風に話す日が自分にもくるのだろう。
私自身、何故かそう信じて疑いませんでした。
そして超絶ビビりな私は、
必要以上に緊張してお産に対して恐怖を感じているのも精神上良くないと思い、
むしろ妊娠してからはあえて陣痛の痛みに関する情報などシャットアウトしていました(笑)
しかし、出産を終えてみて、
出産前にしっかり陣痛について予習しておくべきだった!と思います。
ここでは、出産前の心の準備として私が必要だったなと感じたことをお話ししていきます!
いざ出産!と思いきや・・・始まる陣痛との闘い
陣痛の痛みや長さは人それぞれです。
長い方もいれば、それこそすぐ産まれてくる方もいる。
私は結論約4日かかりました(笑)
正直、こんなに長いとは全く予想していませんでした。
(実際、助産師さんにもこんなに長いパターンはあまりないとのことでした。笑)
そんな私の体験談が少しでも役立てば幸いです。
注意:以下、妊婦さんに恐怖を与えてしまう内容を含む可能性があります。
長い陣痛について簡単にですが、赤裸々に綴っています。
ネガティブな心情表現含む為、ご了承いただける方のみご覧ください。
陣痛って・・・どんな痛み?
先述した通り、陣痛には人それぞれの程度があるかと思いますが、私の場合は生理痛の少し強めの痛みが波のように寄せてはかえす、といったイメージの痛みでした。
ただ最初の方は頑張ったら眠れそうな程の痛みだったので、まだ本格的な陣痛ではないのかもしれないとも思いました。
しかし、今までに味わったことのないお腹の感覚でもあり、旦那や他の家族にも病院に行った方がいい、電話した方がいいと心配されたことも後押しし、夜中でしたが、病院に連絡すると予定日も過ぎていたので病院へ向かうことになりました。
病院に到着後、すぐに助産師さんに診てもらいましたが、子宮口の開きは3センチ程度とのことでした。
今日産んじゃおう!と言われたのに・・・
このまま帰宅の流れもあるだろうと思っていましたが、そのまま入院となった翌日。
医師からの今日中に産んじゃおう!宣言で私も意気込みました。
(余談ですが、その日は旦那の誕生日でした。
もうこの日産まれるのは運命なんだ!とばりにその時点で信じて疑わなかった私)
バルーンについては別の記事でご紹介したいと思いますが、
バルーン装着して促進剤で産んじゃおう!作戦を実行致しました。
ですが先述した通り、産まれてきませんでした(笑)
陣痛開始一日目の私の状態はというと、
バルーン装着でぐったり
↓
促進剤で(私的本番の)陣痛が始まる
(これまでの痛みとは比べものにならない)
↓
これで産まれるんだ、我慢だ!
↓
バルーン失敗が判明
↓
そのまま誘発された陣痛だけが続く
でもまだこの時はこんなに痛いのだから、明日こそは産まれてくるはずだと思えていましたね。
陣痛2日目
次の日も陣痛は続いているのでもう一歩も動きたくないのですが、
運動した方がいいと助産師さん達に言われ、
病室の廊下を旦那に付き添ってもらいながら歩きました。
今思えば、まだ体力があったんだと思います。
その後食欲が徐々になくなってきます。
ですが、出産は体力勝負と聞いていたので食べなくちゃ、と無理矢理押し込めていました。
痛む場所も人それぞれだそうですが、私は骨盤がものすごく痛くなりました。
何度も旦那に骨盤を押してもらい、
最終的には近くのドンキホーテでテニスボールを買ってきてもらい、
痛い部分でボールに乗っかりながら寝てました。
夕飯の時間から少し後に嘔吐します。
その後にも夜中何度も嘔吐。
精神的なところから吐いていたんだと思います。
ずっと5分間隔の陣痛が続いているので、あまり眠れず朝を迎えました。
陣痛3日目
子宮口はまだ3~4センチでしたが、
ずっと強い陣痛がきているので助産師さんが気を遣ってくれたのか、
午前中から陣痛室に移動されました。
陣痛室では、お産が進みやすいと教えてもらった椅子に座ってみたり頑張ってみました。
この頃から、呼吸を整えて集中することを覚え、
静かに自分を落ち着かせていました。
これがすごく重要なんです!
骨盤付近の痛みはもはやテニスボールではどうにもならず、炎症を起していたのか触るのも痛い状態になり、ただひたすら我慢の状態でした。
身に付き始めた深呼吸だけをゆっくりしながら時間だけが過ぎていきました。
夕方頃に、後から隣の分娩室に運ばれてきた妊婦さんが
「もう少しだからね!
今8センチだからね!」
と言われているのを聞いて、私は一気に気持ちが落ち込んでしまいました。
『朝からいる私はまだ4センチなのに一体いつまでこの痛みは続くのだろう。
なんで私の子宮口は開かないんだろう。
もうこのまま産まれてこないんじゃないか。』
入院して初めて涙が出てきました。
お産を止めることは誰にもできないのですが、まさにくじけそうな瞬間でした。
一日陣痛室にいましたが、お産は進まず、結局消灯前には病室へ戻りました。
「いい陣痛はきてるんだけどね。
子宮口がまだ3~4センチかな。
ママのお腹が居心地良くて、赤ちゃんが出てきたくないのかな。
でも赤ちゃんもママも元気だからこのまま待とうね。」
そう助産師さんに言われ、安心するところなんですが、
もう陣痛が続いて意識朦朧な私はネガティブなことばかり考えていました。
『私全然元気じゃないのに・・・。
赤ちゃん本当にこんな状況でも元気なの?
いっそ帝王切開で早く産んでしまいたい・・・!』
『お願いだから、赤ちゃん早く出てきてよ!』
陣痛がこのまま永遠に続くのではないかと、気が狂いそうでした。
事務的な看護師さん達との会話以外、誰とも口を聞く気力も全くありませんでした。
もう耐えきれないと思い、看護師さんに帝王切開はできないか聞きましたが、必要ないのでできないと優しく諭されました。
(今考えれば、帝王切開も勿論すっごく大変なんですが、早く産みたいという考えが先行して発した言葉でした。)
その夜は眠剤を処方され3~4時間眠れたと思います。
しかし、眠りが覚めかけた時に急に襲ってくる陣痛がトラウマになり、
それから全く眠れませんでした。
(個人差あると思います。体力勝負なので睡眠での休養はとても大事です。)
陣痛4日目、そして出産
午前中の内診で先生に
「今日産まれるね!明るいうちに出てくるよ!」
と言われましたが、もう信じていませんでした(笑)
しかし、本当に昼前に促進剤を打ってからお産が一気に進んで本当に暗くなる前に産まれました。
陣痛が長かった為か、出産時に痛みはほとんど感じなかったです。
旦那によると、アスリート選手のごとく覚悟を決めた顔つきで深呼吸をマスターした私はかっこよかったそうです(笑)
【まとめ】陣痛に必要な心構え、それは・・・
イメージトレーニングです!!
陣痛中は旦那に散々、
「深呼吸、深呼吸。」
と言われても、
こっちはそれどころじゃねえんだよ!状態でしたが、
実際に深呼吸をマスターすると不思議と痛みがマシになる感覚がありました。
副交感神経を優位にしてリラックスすることで呼吸も整い、
痛みに耐えやすいのかな、と思います。
痛い痛い!と連呼してしまったり、叫んでしまう気持ちは、
あの痛みを経験したからこそ十分理解できるのですが!
だけど過呼吸になって自分も赤ちゃんも酸欠になってしまったり、
あまりいいことがないので、
いざという時こそ、深呼吸!!
このイメージをして練習しておくべきだったんです。
最後の2日間はほとんど誰とも話さず、天井の一点を見つめてひたすら深呼吸していました。
やり場のない痛みや心の叫びを訴えようと「痛い痛い」と言っている時より何十倍も楽に過ごせました。
入院中の内診や痛いかもって思う時は、この呼吸で自分を落ち着かせていました。
不思議と痛みが軽減するような。全然違うと思います。
プレママはぜひ、イメトレをしっかりやって出産の入院に備えてくださいね。
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